相対性理論 NEWアルバム 「ハイファイ新書」

コントレックス♪はこ・はこ・箱買い♪」と口ずさみながら家へつくと、年明け最初の楽しみとして待っていた相対性理論のNEWアルバムがポストに差し込まれていた。


「♪わたしもうやめた ♪世界征服やめた ♪今日のごはん ♪考えるのでせいいっぱい」


こーんな感じのゆっる〜い歌が9曲入って2300円。
今だから正直言うけど、はじめ相対性理論のいいところってぜんぜんわかんなかった。ゆるい曲だなーとかおもしろい歌詞だなーっていうきわめて断片的な感情しか抱かなかった。でも今日通勤途中で聞いていたら「今の自分の心にゆとりがあるなら、きっとみんなこの曲の適度なゆるさに心地よさを感じるはず」という捉え方に若干変化した。そしてそれと同時に、この曲が心地よくないときにアカシカの歌詞をみながら聞くと泣きそうになることも理解した。(爆)


今まで音楽について真剣に向き合ったことがなかったし、歌詞がいいとか悪いとかそういうのってまったく理解できなかったけど、今日聞いてて作詞・作曲者が歌にこめた気持ちがなんとなくわかってきたような気がする。


俺の考え方は、断片的側面で世界を縮めていたなー。すべてをあるがまままるごと捉えられる人ってやっぱすげえなーと気づいたところで、もう寝ます。


ハイファイ新書

ハイファイ新書