オルタネイトとレイキング
先日からとりあえず右手ミュートを意識したツーフィンガーピッキングをやり直してるところだが、やっぱ染み付いた癖ってやつはなかなか抜けるもんじゃないな。ついつい親指をピックアップとかに固定したまま弾いてしまったりする。・・かといって、親指ばっか意識しすぎると、親指の移動でもたついてうまくいかなかったりするっていうね。
まぁもとよりそんな簡単に直るもんじゃねーなーと思っていたんで、地味な毎日を続けるしかないですが。
・・・とはいえたぶんこればっかやってても、最終的にどの曲でもこれができなきゃ机上の空論でしかないので、他の問題点であるオルタネイトとレイキングの使い分けについての補正もついでに混ぜていくことにした。まぁこれも右手の訓練なんだけどね。
ちなみにオルタネイトは人差し指と中指を交互に弾く方法、レイキングは逆にどちらかの指だけで弾く方法です。これができると速いフレーズでも指が間に合うようになります。
補正する内容は、4→1へ下降して弦移動する場合はオルタネイト、逆に4←1へ上昇して弦移動する場合はレイキングで弾くといういたってシンプルなこと。とはいえ・・これは文字で書くよりも相当手ごわい。。。
例えば以下のような非常に簡単なコードがあったとする。
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----1-2-----1-2--
1-2-----1-2------
これをオルタネイトで弾くと、左手と右手は以下のようになる。
■左手
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------人-中-------人-中--
人-中-------人-中--------
■ 右手
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------人-中-------人-中--
人-中-------人-中--------
この場合だと右手と左手で同じ指を使うので、たいていの人は問題なくできる。だが・・・これをオルタネイトとレイキングを意識して弾けといわれたら・・・
■左手
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------人-中-------人-中--
人-中-------人-中--------
■ 右手
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-------------------------
------人-中-------中-人--
人-中-------中-人--------
となるわけだ。つまり1回目に4弦3弦を引いたときと、2回目に4弦3弦を引いたときでは指が逆になるんですよ。これをできるようにするには、右手が完全に左手から切り離されて独立して動かさないといけない。
ってなわけでひじょーに地味ですが、毎日帰宅してからメトロノーム聞きながらこればっかやってます。
案外楽器って、華やかな裏側でひじょーに地味な作業多いよね!
割と自分はこういう試行錯誤系は嫌いじゃないので、曲を弾かなくてもそれなりに楽しめますが、飽きる人は飽きるだろうなとしみじみ感じております。