ベース一周年まとめと来年までの目標
ベースとまともに向き合ったのは「ここ」からなんだけど、おかげさまでようやく一周年ってところです。個人的には「まだ一年しかやってないっけ?」っていう感じだけどね。ってなわけで一年を振り返ってみる。
- ツーフィンガー演奏も奥が深い。オルタネイトとレイキングの使い分け、親指の位置、ミュート、オクターブ奏法。教本にさらっとやり方が書いてあるけど、知ってるのとやれるのは大きな違いがあるのだと身にしみる。
- 譜面読み。普通にタブ譜通りに再現するだけじゃなくポジションチェンジくらいはアレンジできる。だから5線譜でも別に弾くことは可能。
- 相対性理論のシフォン主義は一通り演奏してみた。できることとできないことは山積みされたが、それなりに気持ちよく弾ける曲もできた。バンザイも一応弾けるようになった。アカシカのNotationも一応。
- コード理論もそこそこ勉強した。ドミナント進行とかドミソの和音は周波数の比率が4:5:6といった近い周波数だから気持ちよく聞こえるとか、今まで「センス」という言葉でごまかされてきたセカイが一変した。・・ってか「むしろ物理じゃねえか」という気分になり、音楽というものが非常に扱いやすい存在になった。音楽理論のサイトのお勧めは「ここ」。とってもわかりやすい。
- スラップ奏法は、それよりももっとツーフィンガーを大事にすべきだとわかり、練習を完全に封印。
- 楽器でブラインドタッチは無理だったが、ある程度は指板を見なくてもポジション移動はできるようになった。
・・ってなわけで、音楽についてまるでわからないど素人社会人(プログラマ)が、独学でも一年間ベースと向き合えばどの程度になるかがわかった。ちなみにど素人状態でニコニコ生放送やったりしたらすげえ叩かれたよ(笑)
ああいうところに出すと、いかに自分がベース勉強するのにかけた努力や時間ってのは、聞いている人にとって無意味でしかなく、成果がすべてなんだなと改めて実感される。まあその方が燃えるけどな。
「他人に認めてもらえる人数 > 批判する人数」
になったら、壁を越えられた気がするしね。
さて・・じゃあ反省はこの程度にして、2年目の課題を・・・。2年目の課題は・・・。
- 相対音感を身につける。
- 相対性理論のハイファイ新書を一通り弾けるように。
- 今もってる教本(4冊)をストレスなくすべて弾けるように。
・・っとまあ漠然な内容が多いです。この中でもっとも具体性のないもの「相対音感を身につける」をなんとかするためにソルフェージュの本買ってみました。とりあえず耳鍛えないことには話にならん!!
ソルフェージュはどうやら以下の3つの訓練からなっているようです。
- メロディ・ウォームアップ
- リズム・ウォームアップ
- ディクテーション
メロディ・ウォームアップは音と言葉を結びつける訓練。例えばドという音を歌うことで言葉として身体に記憶していく訓練です。まず「ド」の音だけを聞き、その音を基準としてドレミとして歌えるように訓練します。
リズム・ウォームアップは、リズムと言葉を結びつける訓練。今自分が何拍目にいるかを意識できるようになります。1,2,3,4といったリズムに対して歌い方をあらかじめ決めておいて、リズムどおりに歌っていきます。
ディクテーションは5線譜に採譜する訓練。リズム記入、音階記入、音符記入といった順番で採譜していきます。
この訓練をまずドレミで、次にドレミファで・・・という順番に音の数を増やして長期間訓練することで、最終的にすべての音やリズムを言葉と結び付けていくようです。
いやはや・・・これは実際やってみると難しい。同じ3つの音しかなかったとしても、ドレミは歌えるけど、レミドといわれると歌えなかったりする。これをぜーんぶの音で100%になるようにするってのは、もう地味な繰り返しを続けていくしかないな。この訓練は頭を使うというよりももはや反復繰り返すしかない。・・でもこれができるのとできないのとでは、音楽を楽しめるか否かが決定しそうなので、今日からちょっとずつがんばりまーす。
- 作者: ギルソン・シャクニック,宮崎隆睦
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- 発売日: 2008/04/19
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