バフェットの投資原則
前回株を2ヶ月ほどやった記事(ここ)を書いたけど、実際にやってみてよーくわかったことは、いわゆる世間一般的に広まっている「株」ってやつは「デイトレード」だの「テクニカル」だのから株価を予想するというやり方で、数字とにらめっこして確率計算するようなギャンブルとなんらかわらないなということ。こういったやり方を薦める本って世の中にものすごくあるけど、決まって「安いときに買って高いときに売る」とか「損切りをしましょう」とかいう、いまさら言われるまでもない内容をつらつら書いてあるものが多い。テクニカルに関する本とかも一応読んだりしたけど、客観的じゃなく実際に参加してみればすぐにわかることだが・・・・てか賭けなくても経験あればわかりそうだが、
「人間、金を賭けたらそんな知識何の役にもたたない」
将来起こることを確率で分析するなんて、自分の次の生き方を確率で計っているようなものだ。こんなやり方に自分の大事なものを託すなんて到底俺にはできそうになかった。
ってなわけでここはやはり「投資」というものの原点に返るべきであろうと。その辺の良くわからんアナリストが書いたような本じゃなくて、誰が見ても成功している投資家を参考にすべきだとそう思って買ったのがこの本「バフェットの投資原則」。
[新版]バフェットの投資原則―世界No.1投資家は何を考え、いかに行動してきたか
- 作者: ジャネット・ロウ,平野誠一
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: 単行本
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バフェット氏について改めて説明するまでもないと思うけど、長者番付でも第二位にランクする世界No.1の投資家です。いわゆるキングオブ投資家ってやつです。そんな人がどんな考え方をしていてどんな行動をしているのか参考にすれば、俺もその視点で「株」をみれるかなと思った次第。
この本はやっぱ読んでみるとかなりおもしろい。キングオブ投資家だからこその名言連発ですな。
- 「株価が2倍になったら売って下さい。」「もし二倍にならないのなら、その株は買わないでください。」
- 「投資は合理的に行わなければならない。もしそれがわからないなら投資などしないことだ」
- 「株式市場とは、誰かがばかげた値段を付けていないかどうか確認する場所にすぎない。私たちは株式投資 を通じて、企業に投資しているのです。」
- 「リスクとは、自分が何をやっているかよくわかっていないときに生じるものです。」
- 「成功とは自分を愛してもらいたいと思っている人たちに愛してもらえることです。」
これを読んだからといって投資に成功して金持ちになるわけではないけど、投資をするにあたっての明確なビジョンは見えてきた気がする。
ではバフェット氏の話をもとに本格的に勉強はじめますか。